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2008年7月 4日 (金)

ピアノの練習日記 7/2

ピアノを再開した頃、抱っこ紐とベビーカーでクタクタになりながら通った記憶もすっかり遠くなりました。 「先生、こんにちはっ」と頭を下げ、「黄色いバス乗って来たの」と流暢に話し、お稽古場の引き出しを勝手に開けて棒を取り出すので「この棒なに?触っていいの?」と訊くと「これはトライアングル(の棒)」、へ?「トライアングル」なんて単語知ってるわけ?とこちらが驚いてしまいます。

「子供一人でもヘトヘトになってる人も多いのに、けいこさん、全然しんどそうに見えないわ」と先生。「えー?そこそこ大変なんですよぉ。でも、たぶん、好きなこと(=ピアノ)やらせてもらえてるから十分発散できてるのかも。」 これは本心。

ピアノなんてまだ無理!と思っていた頃誘ってくださった先生、お稽古中の子供の相手を引き受けてくださっているスタッフの方々、そして、なんだかんだとサポートしてくれる夫には本当に感謝しています。

ツェルニー40番より36番

一時、ツェルニー40番のCDをよく流していたのですが、譜読みしながら「こんな曲あったっけ? 聴いたことないよ~」。 ハノンを続けて弾いたらこんなんかしらん?のような、なーんにも脈絡が感じられなくて、えぇぇ?これも「曲」とか「音楽」と呼ぶの~? 暗譜しなきゃ弾けないけど、暗譜までに異様に時間がかかるのでした。

「私なんか悪いことしましたかぁ? 罰ゲームかと思っちゃいましたっcoldsweats02
「ツェルニーさんはときどきこういうことさせるのよねぇ‥bleah

「これはいろんな要素が含まれてるけど、けいこさんのうまいのは、まず3度の分散(ドミレファミソ♪)、普通にはかなり弾きにくいとこも弾きにくそうにみえないの、手に合ってるんでしょうね。次にイイのは、半音階スケール。全音階のスケールはときどき滑るけど、これもまぁいいわ。逆に毎回問題!苦手なのは、アルペジオね。」

ってことで、アルペジオを重点的に習う。

上がって降りる(ドミソド・ミドソミ)を1とすると、1と2をどうしたらうまく繋げられるか。最後のミ♪と次(レファラレ・ファレラファ)のレ♪をレガートで。これを怠ると、ブチブチ切れたままの状態になってしまう。 実際はこの例のように単純な音ではなくて、何度も練習しました。

最後の和音。テンポを落として「指を鍵盤に置いてから弾く」を練習。準備もなしに上から指を落としても誤った音になってしまう。「たぶん、音を完全に覚え切れてないんだけだと思うわよ」と先生、やさしいフォロー。

「アルペジオ以外は問題ないし、これだけのテンポで暗譜してきたのはすごいから、これは『努力賞』、次の曲いきましょう」 ってことで、何ヶ月ぶり?何年ぶり?かの一発合格◎。

ソナタ Op.10-2 第2楽章- ベートーヴェン

ツェルニーの直後の第2楽章は、気持ちを変えられず、ノッケからつまづく。うぇ~んweep

  • 56小節~‥ 右手は40小節(中間部の出だし)と同じだが、左手は2拍目にsfの特徴的な響き。低音楽器に変化したのは左手だけではなく、右手の音型にも楽器が加わるはず。「新しい音の人だけ頑張って~」にならないよう、オーケストラ全体で音をつくっていく。
  • 90小節‥ ppを美しく奏でようとしたら、そこだけ捉えるのではなく、前のcresc.→sf を利用して対比を魅せる。
  • 119小節‥ 再現部へ入るために自然なrit.を。
  • 158小節~‥ 曲の終わりを感じさせる弾き方を。

ソナタ Op.10-2 第3楽章- ベートーヴェン

ソナタで好きなのは第3楽章。心地よいテンポで華々しいのが魅力に感じます。この作品もご多分に漏れず。バッハのインベンションを思わせるこの曲は、フランス組曲でのジーグのように、何度弾いても「あと1回、あともう1回だけ」と、弾きたくなります。

「2番(Op.2-2)、6番(Op.10-2)、10番(Op.14-2)から選んでupって言ったじゃない? けいこさんは6番にするだろうなぁ‥って思っていたのよ。この第3楽章だものねっ!」と、先生はお見通し。

  • 10小節~‥ 右手も左手も同じ8分音符のスタッカートだが、メロディーを際立たせる弾き方を。メロディーは明るい歯切れ良い音で、伴奏になる音はあまり跳ねない。楽器の違い、音色の違いを魅せていく。
  • 18~19小節‥ dim./cresc.を。右手の音に合わせてdim.そしてcresc.で盛り上げて華やかな sfを表す。
  • 33・34・35小節‥ 前打音はほとんど重なるように(和音のように)弾く。

全体を通して。指揮者が誰(どの音)を見ているのかもっとはっきりわかるように。

楽しい曲だから、もっと身体全体で楽しさを表現してみたらsign02

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コメント

けいこさん
36番の一発合格、おめでとうございます!
これ、暗譜されたんですね。すごい!
覚えるコツ、あるんですか?

それにしても、いったい、なんなんだ、この曲???
暗譜レベルまで弾き込むと、音楽になるんでしょうか?
ツェルニー先生、すごいイケズな感じ、しません?

季節がら、この譜面、百足が這ってるように見えてきます。

ベーソナ、真正面から取り組まれてて、頭が下がります。

投稿: そらみみ | 2008年7月 6日 (日) 22時07分

そらみみさん、こんばんは。

ムカデ、ぞわぞわぞわ~。wobbly
一発合格は私がこれをもってチェルニーを放り出さないように先生のご配慮かと思います。

暗譜のコツなんて、ないですよぉ。私のほうが知りたいくらいです。
アルペジオは和音でとる、とか、フレーズごとに覚えてく、とかフツーのことはやりますが、結局「根性!」というか? 楽譜見てる暇がないので覚えなければ先へ進まない‥
でも、速い曲のほうが暗譜の必然性があるからか、覚えるのは早い気がします。

そらみみさんもチェルニー&ベートーヴェンの組み合わせですね。
ベートーヴェン作品のための練習曲という名目からすれば、完璧な!組み合わせですよね。

投稿: けいこ | 2008年7月 7日 (月) 23時36分

36番、一発合格なんて、凄すぎです!
流石です。
先生に褒めて頂いていて羨ましいです。
半音階のスケールや3度のアルペジオが出来るなら何でもOKですねnote
私、確か36番が弾けなくてツェルニー40番を挫折したんですよ・・。
ベートーベンも楽しまれているようで、私も見習わなきゃ!

投稿: ayayan | 2008年7月 9日 (水) 08時39分

ayayanさん、
う゛~bearingそうでしたか。36番のせいで。
そのお気持ち、よくわかります。
私も1ヶ月、ツェルニーなし!宣言してましたから。ベートーヴェンを優先したかったのは本心ですが、36番と真正面から向き合うのがしんどくて~。
合格は、先のコメントでも書いたとおり、先生のお心遣いです、私がここで投げ出さないための。

ayayanさんのツェルニー50番は順に全部?
大変そうですが、頑張ってください。

投稿: けいこ | 2008年7月10日 (木) 22時23分

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